学校法人東北学院

東北学院の100年

第Ⅲ章 LIFE LIGHT LOVE
興隆時代 1901(明治34)年~1930(昭和5)年

東北の諸教会

ドイツ改革派は日本伝道開始の時点で、それまで未開拓の東北地方に責任を持つこととなった。日本基督教会東北中会は宣教師団と協力して、宮城はもちろんのこと、青森から岩手、秋田、山形や福島で活発な伝道を展開した。1923(大正12)年の中会記録によれば、東北6県の関係教会数は伝道所を含めて56、教職者54名、信徒総数3,842名、献金総額は24,058円に達した。この年、外国伝道局は宣教師14名を派遣し、東北学院、宮城女学校、諸教会に約75万ドルの援助を支出している。