学校法人東北学院

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貴重で懐かしい映像を上映した東北学院史資料センター2014年度シンポジウム「歩く三校祖ー創立40周年・創立100周年の記録映像を見ながらー」開催

2015年02月23日

 2月19日午後5時30分から、東北学院史資料センター2014年度シンポジウム「歩く三校祖—創立40周年・創立100周年の記録映像を見ながらー」が、土樋キャンパス押川記念ホールにて開催されました。
 当日は、母校の懐かしい映像をひと目見ようと、卒業生をはじめ、東北学院の教職員や関係者がホールを訪れ、定刻通りにシンポジウムが始まりました。  150223-1_1.jpg 冒頭、挨拶に立った星宮望院長は、東北学院の歴史に関する資料の収集・保存・公開及び調査研究を行い、東北学院の発展に資することを目的とする史資料センターの役割を紹介し、「昨年11月に史資料センターが開催した『押川方義と朝鮮』は、創設者の押川を再評価していただく機会となった講演会でした。本日は『歩く三校祖』というテーマで、貴重なフィルムをご覧いただくシンポジウムを行うことになり、東北学院の歩みをご一緒に振り返ってみたいと思います」と述べました。

 はじめに上映された『東北学院創立40周年に至る歩み』では、本学で40年以上にわたって教鞭を執り、幼い時分には土樋キャンパスで過ごしたという志子田光雄名誉教授が、スクリーンに映し出された三校祖の歩く姿や、かつての学舎など、シーン毎に歴史的背景を解説するという、無声映画のデメリットを補う手法で上映されました。
 続いて、東北学院史資料センター調査研究員である日野哲総務部長が、創立100周年記念映画『東北学院の100年』の挿入歌であり、本学の卒業生であるさとう宗幸氏が歌う「君がいたから青春だった」をBGMに、記録映画の制作経過を紹介。その後、映画が上映されました。 
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 貴重な映像の中に収められた知られざる歴史の背景、制作の舞台裏などの話を交えて行われた今回のシンポジウム。最後に松本宣郎学長が「私を含め、今回の映像を初めてご覧になった方、特に創立から40年をまとめた映像は初めての方が多いと思います。懐かしさを覚えるとともに、いまも残っている東北学院の良さを感じ取れました。創立から40年、100年の映像を見て、あらためて歴史と伝統のある東北学院は建学の精神を守り、新しい時代を切り開いていかなければならない。そのためには歴史を振り返り、文化を大事にする東北学院史資料センターが歩み始め、着実に訴えかけるプレゼンテーションを為していくことを嬉しく思いますし、これからも続けていきたい」と述べ、幕を閉じました。