学校法人東北学院

宗教部長・宗教主任の紹介

宗教部長 野村 信

「地の塩、世の光」

あなたがたは地の塩である。

だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。
もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。

あなたがたは世の光である。

山の上にある町は、隠れることができない。

(マタイによる福音書5章13節)

新入生の皆さん、入学おめでとう!4年間の、幸いな出発の時となりますように。在校生の皆さん、はりきって新学期を過ごしてください。新しい年度が、どの人にとっても、良い、充実した一年となりますように!

ところで、皆さんは本学が大切にしている「建学の精神」を知っていますか。先日、卒業生たちを対象にアンケート調査をして、本学の「建学の精神」を尋ねたところ、半数以上の人が忘れているという結果が出ていると聞きました。そこで、入学したばかりの新入生も、在校生も本学の「建学の精神」を、この時、心によくとめて、大切にしてください。「建学の精神」とは、どこの大学にもありますが、本学では、「福音主義に基づくキリスト教」を掲げ、これを短く「地の塩、世の光」という言葉と、「3L精神」という二つの言葉に集約しています。

「地の塩、世の光」とは、新約聖書のマタイによる福音書5章13節に記されているキリストの教えです。塩は少量でも、人間にも世界にとっても欠かせません。光は弱くても、暗い闇の中ではあたりを明るく照らします。そのように、ほんのわずかなものであっても、私たちと社会にとって大切なものです。キリストは、私たちの働きや存在そのものが、塩として光として役立つことを教えてくれます。

しかも、「地の塩、世の光」とは、私たちの働きや存在だけを指しているのではなく、私たちの心の中にわずかでも「塩」、「光」をもつことで、私たち自身を生き生きとさせ、強めるものです。ですから、とても意義深い言葉です。

「3L精神」とは、Life(命), Light(光), Love(愛) を指します。この言葉も聖書から採られた言葉ですが、東北学院の草創期に、本学と関わりのある宣教師たちの語った言葉に由来します。世界へ向かって伝道するにあたって、「Life, Light and Love for the World」をモットーにしました。その結実の一つが、東北学院です。

本学で学ぶ学生の皆さんは、この「建学の精神」のもつ貴い意味を知り、それぞれの人生の歩みに生かしてください。地域・社会だけでなく、私たち自身を豊かにするでしょう。

土樋キャンパス担当
宗教部長 野村 信、大学宗教主任 田島 卓

新しい年度が始まりました。大学生活もあと残すところ、2年間、あるいは1年間という期間になりました。それぞれの締めくくり、旅立ちの準備もあり、落ち着かない時もあるかもしれませんが、初志を忘れずに、目標に向かって、しっかり歩んで下さい。

そのような生活の中で、聖書の次の言葉に心を留めて、学院で学ぶ原点に立ち返ってください。

あなたがたは地の塩である。

あなたがたは世の光である。 (マタイによる福音書5章13、14節)

これは、何よりも、イエス・キリスト自身を指す言葉です。キリストが地の塩、世の光として今も世界に関わってくださっています。私たちもこの言葉に従って、隣人、地域、社会の人々に心開き、思い遣り、調和と平和のある世界を築く努力をすることを惜しまないようにしましょう。このような万人に共通し、普遍性のある生き方は、いつの時代にも、どんなところでも役にたち、尊ばれるでしょう。きっと道は開けます。

絶えず、原点に立ち返ることを大切にし、今年も、毎日の礼拝、キリスト教の学び、大学におけるキリスト教の諸行事を大切にしていきましょう。

多賀城キャンパス担当
大学宗教主任 原田 浩司、木村 純二

新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんはいま、どのような思いを抱いてキャンパスを歩いているでしょうか。初めて受ける大学の授業、高校に授業に比べると人数の多さにビックリします。たくさんの必修科目、ちゃんと単位をもらえるか心配です。サークルを何にするか悩みます。学食の雰囲気になかなかなじめない…などなど戸惑うことが多いと思います。もしかしたら、学院に入学して初めてキリスト教に触れた方が一番戸惑うのは、大学礼拝かもしれません。でも、どうかご心配なく。礼拝では何か特別なことをするわけではありません。讃美歌を歌い聖書を読み、少しの間だけ日常から離れ、自分自身と自分を超えた存在に思いを向ける時間を過ごします。まずは多賀城キャンパスの奥に静かに建つ礼拝堂の門をくぐってみてください。これまであまり体験したことのない空気が皆さんを包むと思います。礼拝堂でお待ちしています。

泉キャンパス担当
大学宗教主任 阿久戸 義愛、吉田 新

新入生の皆さん。東北学院大学泉キャンパスにようこそ! 泉キャンパスに登校する皆さんは、守衛所前の校門を潜ってしばらく坂道を登り、左に曲がると真っ先に視界に飛び込む建物があります。銀杏並木越しの礼拝堂です。これから数年間、泉で学生生活を送る皆さんにとって、この景色は忘れがたく、瞼に焼きつくでしょう。礼拝堂は皆さんの通学を迎え、学生の多くがその脇を通り、2号館の教室へ向かって行きます。

この礼拝堂では講義期間は毎日大学礼拝が行われます。日替わりで多彩な顔ぶれの説教者たちが聖書からショート・メッセージを語り続けます。人生や暮らし、学びや日常等、私たちの身近なトピックスを踏まえながら、聖書の言葉が真摯に、時にユーモラスに語られます。

「大学礼拝への出席は義務ですか?」と聞かれることがあります。私は申し上げたい。「大学礼拝は東北学院大学の学生の権利です」と。皆さん是非奮って出席しましょう。