日本英学史学会東日本支部大会のご案内【3/21開催】
2013年03月01日
日本英学史学会は、幕末から明治初期の英語との関わりの中で西洋との交流を研究している学会です。
この度、第17回東日本支部大会を東北学院大学土樋キャンパスで開催することになりました。東北学院大学名誉教授の出村彰先生の特別講演では、ドイツ改革派教会の最初の宣教師であるアンブローズ・グリングの宗教論、沼倉研史氏の発表ではその妻、ハリエット・グリングの手紙について、高畑美代子氏は押川方義に触れています。発表・講演の中には仙台の英学振興に携わった人や東北学院創設にかかわった人々の活動の様子が含まれます。
ご来場の皆様は発表者の研究の細部に英学の楽しさを感じ取って下さるかもしれません。仙台と英学、東北学院大学と英学を考えて、歴史の流れの中に埋もれたものを発見して下さい。
日本英学史学会東日本支部仙台大会プログラム
3月21日(木) 総会と研究発表大会
12:30 受付開始(於: 東北学院大学土樋キャンパス 6号館2階621教室)
総会
13:20-13:40 司会:篠田左多江
支部長挨拶、事業報告及び事業計画、会計報告、会計監査報告など
研究発表
開会挨拶 東北学院大学英語英文学研究所長 遠藤健一
第1部 司会 河元由美子
13:50-14:10 長谷川公一 「紀伊国屋書店の海外展開とその理念 ―サンフランシスコ、ロサンゼルス支店の実例―」
14:15-14:35 高畑美代子 「イザベラ・バードが出会った日本人クリスチャン―弘前市東奥義塾の3人の学生、押川方義、新島襄・八重夫妻
を中心に―」
14:40-15:00 三好彰 「珍本出現!『武信和英新辞典』」
15:00-15:10 質疑応答(10分)
15:10-15:30 休憩 (20分)
第2部 司会 相原由美子
15:30-15:50 沼倉研史 「Harriet Gring の来日前の手紙、日本宣教への決意と不安」
15:55-16:40 志子田光雄 (東北学院大学名誉教授) 「英学史の周辺:登録有形文化財『デフォレスト館』をめぐって」
16:40-16:50 質疑応答(10分)
16:50-17:00 休憩(10分)
特別講演 司会 小玉敏子
17:00-18:00 東北学院大学名誉教授 出村彰先生「アンブローズ・グリングの『それから』― 二つの宣教論」