学校法人東北学院

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ラーハウザー記念東北学院礼拝堂の建設時の図面や書簡・写真のデジタル化を行います。

2019年12月19日

 このたび、私立大学研究ブランディング事業(2016年採択)の一環として、本学工学部環境建設工学科の﨑山俊雄准教授を中心としたグループにより行われているラーハウザー記念東北学院礼拝堂(登録有形文化財/1932年献堂)の調査において、東北学院史資料セン ター所蔵の図面や当時の院長であるJ・B・シュネーダーと設計者のJ・H・モーガンとのやり取りの手紙を含む書簡及び写真のデジタル化を行うことになりました。
 今回のデジタル化は、現存する図面約340枚のうちの230枚、膨大に残る書簡や写真の中から27点(約400枚)を厳選し行います。
 特に本学に残る図面には、複数の指示やスケッチ等が上書きされており、礼拝堂建設時に、現場監督用に利用したものと思われます。その内容は、礼拝堂の建設過程を知る上で極めて貴重ですが、90年の歳月を経て紙自体の劣化もかなり進み、脆くなってきているものや判読が難しくなってきているものがあり、現時点の状態でデジタル化を行うことが急務となっています。
 今後、デジタル化された図面や書簡等が研究や調査に活用されていくことが大いに期待されます。

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