学校法人東北学院

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七十七銀行と遺贈に関する連携協定を締結しました

2021年06月09日

 このたび、学校法人東北学院と七十七銀行は「遺贈に関する連携協定」を締結し、6月8日に締結式を行いました。

 遺贈は遺言によって財産を無償で譲り渡すもので、相続と異なり相続人以外の人や団体にも譲ることが可能です。
 このため、生前にお世話になった方や機関のほか、母校に寄付して後進の育成に役立てることができるなど、近年注目されています。遺贈については本院でもこれまで取り扱いを行っていましたが、今回の締結により新たな相談窓口をご紹介することが可能となりました。また、本院が行うセミナーや相談会などの場に七十七銀行から講師を派遣いただくなど、今後相互に連携していきます。

 締結式は、七十七銀行より小林英文取締役頭取、志藤敦常務取締役が、本院からは原田善教理事長、鈴木勇常任理事(財務担当)がそれぞれ出席し執り行われました。
 式の中で小林頭取からは「医療機関や教育機関を中心に遺贈にかかる提携を推し進めているなか、宮城県内の企業に多数の人材を輩出している東北学院に提案したところ快く同意いただいた」と今回の締結の経緯が語られました。また、2011年から東北学院大学経営学部で開講している提供講座にも触れ「今回の提携を契機に高齢者が抱える様々な課題の理解を深めるため、金融ジェロントロジー(金融老年学)をテーマに盛り込むなど更なる充実を図りたい」と話しました。
 また原田理事長は「今回、東北・北海道地域最大のリーディングバンクである七十七銀行と連携協定を結ぶことにより、高齢化社会の下で母校や地域の教育機関に資産を贈りたいと考えている方にとって、より身近な機会になる」と話し、「東北学院はこれからも地域人材の育成と社会貢献に注力していきたい」と抱負を述べました。

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連携協定書を取り交わす原田理事長(左)と小林頭取



 今年創立135周年を迎えた学校法人東北学院は、今回の遺贈のほかにさまざまな募金や基金を通じ皆さまからのご支援を頂いております。日頃のご支援に感謝申し上げますとともに、募金活動への更なるご協力を頂きますようお願い致します。

【関連リンク】
▽遺贈に関する詳細はこちら(七十七銀行ホームページ)
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