東北学院史資料センター主催シンポジウムのご案内【12月3日開催】
2016年11月08日
恋するダンテ
―『神曲』の魅力
■日時:平成28年12月3日(土) 14:00~17:00
■会場:土樋キャンパス ホーイ記念館ホール(地階)
昨年、本学では、ダンテ没後700 年を記念して、日本にダンテ研究の道を切り拓いたパイオニア山川丙三郎(元 本学教授)の『神曲』翻訳の偉業を讃える講演とシンポジウムが行われた。今年は『神曲』そのものに焦点をあてて、世界文学の最高峰にそびえるダンテ文学の魅力を探る。『神曲』は、死後の世界を巡ったダンテの旅の記録ともいえるが、冥界にダンテを向かわせたのは、ダンテの恋したベアトリーチェである。巨大、崇高、難解・・・これが、私たちがこの大古典にいだくイメージだが、ふたりのイタリア文学の碩学が一人の恋する詩人ダンテの詩と真実に迫る。最初に登場するのは日本のイタリア文学の第一人者斎藤泰弘氏。そして、原文に極めて忠実な新訳『神曲』を完成させた原基晶氏である。講演後に、下館氏を交えて、山川訳と『神曲』の魅力について、自在に語り合う。
■申込不要・入場無料
昨年、本学では、ダンテ没後700 年を記念して、日本にダンテ研究の道を切り拓いたパイオニア山川丙三郎(元 本学教授)の『神曲』翻訳の偉業を讃える講演とシンポジウムが行われた。今年は『神曲』そのものに焦点をあてて、世界文学の最高峰にそびえるダンテ文学の魅力を探る。『神曲』は、死後の世界を巡ったダンテの旅の記録ともいえるが、冥界にダンテを向かわせたのは、ダンテの恋したベアトリーチェである。巨大、崇高、難解・・・これが、私たちがこの大古典にいだくイメージだが、ふたりのイタリア文学の碩学が一人の恋する詩人ダンテの詩と真実に迫る。最初に登場するのは日本のイタリア文学の第一人者斎藤泰弘氏。そして、原文に極めて忠実な新訳『神曲』を完成させた原基晶氏である。講演後に、下館氏を交えて、山川訳と『神曲』の魅力について、自在に語り合う。
第一部:基調講演
■危険な恋愛─地獄篇第5歌「パオロとフランチェスカ」を読む
京都大学名誉教授・山川ダンテプロジェクト顧問 斎藤 泰弘 氏
■ベアトリーチェの微笑――暗い森と大海原と日の光
東海大学ヨーロッパ文明学科専任講師 原 基晶 氏
第二部:『神曲』をめぐっての語らい
司 会
本学教養学部教授・東北学院史資料センター調査研究員 下館 和巳
本学教養学部教授・東北学院史資料センター調査研究員 下館 和巳
パネリスト
斎藤泰弘 氏、原基晶 氏
対 象 | どなたでも受講できます | |
申込方法 | 直接会場にお越しください | |
受講料 | 無料 | |
主 催 | 学校法人東北学院 東北学院史資料センター | |
問合せ先 |
東北学院史資料センター
TEL 022‑264‑6538 FAX 022‑264‑6478
E‑mail:koho@tohoku‑gakuin.ac.jp
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