東北学院創立125周年記念行事・事業
東北学院創立125周年記念行事・事業はすべて終了いたしました。
1886(明治19)年、押川方義とW.E.ホーイによって仙台神学校として創立した東北学院は、2011(平成23)年5月に125周年を迎えました。そこで、1)東北学院がその歴史の中で果たしてきた役割を再認識し、2)東北学院が今後果たしていく役割を地域の方々に理解し、支持していただき、3)東北学院に連なる各学校の生徒・学生が一層連携していくために、次の三つの記念行事・事業を行いました。
1.図録『押川方義とその時代』の刊行
- (1) 概要
- 2004(平成16)年11月に、押川方義の孫である押川昌一氏から「押川家文書」が東北学院大学に寄贈されました。これらの史料は、数年前から大学教員によって調査・整理作業が行われてきました。その中で、これまでの東北学院の歴史に関する史料である『東北学院七十年史』や『東北学院百年史』でも取り上げられていない貴重な史料が発見されました。しかもそれらは、日本の近代史を研究する上で大きな意義を持つことが分かってきています。そこで、東北学院創立125周年を迎えるにあたり、「押川家文書」の調査・分析を中心として押川方義に関する研究をさらに進め、その成果を図録『押川方義とその時代』を刊行いたしました。
- (2) 刊行
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- 2013(平成25)年3月31日
- 本学各キャンパス図書館で閲覧できます。
2.「民族資料の展示と民族歌舞の集い」公開シンポジウム 民族歌舞の保存と伝承―報告と表演―
- 期間:
- 平成23年10月14日(金)11時00分~17時00分
- 会場:
- 東北学院大学土樋キャンパス8号館(5階)押川記念ホール
- 主催:
- 学校法人東北学院、大学院文学研究科アジア文化史専攻、大学博物館、アジア流域文化研究所
- 協賛:
- 財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構
- 備考:
- 入場無料、申込不要
- プログラム:
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11:00 開会挨拶・主旨説明 11:15 - 基調講演「中国恩施土家族の伝統歌舞」
- 胡家豪(中国・恩施自治州博物館 館長)
(12:20~13:00 休憩) 13:00 - 調査報告
- 「韓国済州島の宗教芸能」
- 「アイヌ民族の伝統歌舞」
- 「中国土家族の伝統歌舞」
- アジア文化史専攻院生
(14:30~14:45 休憩) 14:45 - 民族歌舞の世界
- 「アイヌ民族の舞踊とトンコリ演奏」
- 小川基(アイヌ民族伝統音楽伝承者)
- 大内志保(アイヌ民族伝統文化研究家)
- 「土家族民歌の歌唱」
- 張明霞(湖北民族歌舞団演芸科・声楽演員)
胡家豪・小川基・榎森進・政岡伸洋・小川英子(通訳)・谷口満(司会)17:00 閉会挨拶
同時開催「博物館パネル展」
- 内容:
- 韓国済州島伝統宗教芸能・アイヌ民族歌舞・中国西南少数民族歌舞に関する展示
- 期間:
- 平成23年10月7日(金)~16日(日)
- 会場:
- 東北学院大学博物館(土樋キャンパス併設)
- 問い合わせ先:
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- 東北学院大学アジア流域文化研究所
- 〒980-8511 仙台市青葉区土樋1-3-1
- TEL/FAX 022-264-6370
- E-mail ryuiki@tscc.tohoku-gakuin.ac.jp
- Web www.tscc.tohoku-gakuin.ac.jp/~hicarb
3.「東北学院フェスティバル」
- 内容:
- 東北学院創立125周年を記念し、「オール学院」の園児、生徒、学生が「合唱」と「吹奏楽」でお祝いします。
- 日時:
- 平成23年11月5日(土) 開場13時30分 開演14時00分
- 会場:
- 東北学院大学泉キャンパス礼拝堂
- 主催:
- 学校法人東北学院
- 備考:
- 入場無料、申込不要
- 演奏曲目:
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- ひょっこりひょうたん島
- ディズニー・メドレー
- 明日という日が
- アヴェ・マリア/カッチーニ
- 主よ人の望みの喜びよ/バッハ
- 交響曲第3番ハ短調 オルガン付き 第4楽章/サンサーンス ほか多数