学校法人東北学院

東北学院の100年

第Ⅳ章 我は福音を恥とせず
苦難時代 1931(昭和6)年~1947(昭和22)年

創立50周年記念行事

1936(昭和11)年に迎えた創立50周年は、迫り来る戦争の足音の中でのわずかな平安の一時であった。華やかな記念式典の一部として、かねて引退を表明していたシュネーダーの後を継いだ出村悌三郎の院長就任式が行なわれた。北越学館から東北学院に転じ、押川、ホーイ、シュネーダーのもとに薫陶を受け、イエール、ハーバードなどで学んだ新院長は、名誉院長シュネーダーとともに、自給・自立の重荷を負うこととなる。