学校法人東北学院

東北学院宗教センター

スタッフの紹介

東北学院院長・宗教センター所長
大西 晴樹

ご挨拶

東北学院に宗教センターが誕生しました。

建学の精神に「キリスト教による人格教育」を掲げるキリスト教学校は数多くありますが、以下の3点は、キリスト教学校であることの必要条件ではないでしょうか。第一に、学校礼拝が定期的に行われていること。第二に、正課に「聖書科」もしくは「キリスト教学」の授業があること、第三に、生徒や学生による自主的なキリスト教活動があることです。これらのいわば「三位一体」が備わって初めて、「キリストの香り」漂う学校といえるのです。

東北学院の場合、第一の学校礼拝は各校において、毎日取り組まれています。第二の「聖書科」、「キリスト教学」の授業に関しては、もちろん各校のカリキュラムの中に組みこまれています。最近では、大学の多くの授業の中でも、学生から最も高い評価を得ている授業がキリスト教学だということを嬉しく思っています。第三の生徒・学生のキリスト教課外活動については、近年どこのキリスト教学校においても弱体化しているようですが、それでも、讃美歌演奏で有名な榴ケ岡高校の吹奏楽部、大学の聖歌隊、そして教職員の「課外活動」である教職員聖歌隊の活動等々が活発になされていることが東北学院の誇りです。

ただ、このような東北学院におけるキリスト教教育やキリスト教活動は、学院全体として共有されているのでしょうか。幼稚園は幼稚園で、中高は中高で、榴ケ岡は榴ケ岡で、大学は大学でキャンパスが異なることも手伝ってそれぞれで完結しているのではないでしょうか。このような「隔ての中垣」を取り除こうと、2019年度に前院長の松本宣郎先生のもとで、10回にも及ぶ宗教センター構想検討会議が開催され、2020年度に発足したのが宗教センターなのです。

本来、キリスト教教育は、人間の全年齢層を貫く一貫教育です。幼児期の祈りから始まって、思春期、青年期、成人期、そして終活期に至るまで、聖なるイエス・キリストの前で自らの卑小さを覚えることによって、人間は「心の目」を養い、個人の尊厳を尊び、人格を完成に近づけ、他者との共同性を獲得していくのです。

新しく誕生した宗教センターが、東北学院に新しい歴史を刻みつけ、そしてこのHPが皆様に東北学院のスクール・モットーであるLIFE LIGHT LOVE(いのち・ひかり・あい)を発信していく場となることを期待しています。


東北学院宗教センター主任
原田 浩司

ご挨拶

現在、東北学院宗教センター主任を務めています。宗教センターは幼稚園から大学院までの東北学院の各校のキリスト教の活動を支え、活性化するために、2020年4月に発足しました。それ以来、センター主催の祈祷会を各校で開催し、各校相互の交流を深めながら、「東北学院」全体のキリスト教活動と建学の精神の理解を一つに結ぶ絆となるべく活動しています。特にスクールモットーである「LIFE LIGHT LOVE」の精神に則り、東北学院の各校がよりよいキリスト教の教育と活動を行えるようサポートすることが、この宗教センターの大切な役割です。

宗教センターでは、各学校を包括した出版物である「いのち ひかり あい」をはじめ、礼拝で語られた説教集、「キリスト教活動のしおり」、また、月刊誌である「水曜通信」を企画、執筆、編集、発行をしています。これら刊行物は紙媒体としてだけでなく、このホームページにもデジタル版が掲載されています。是非ご覧くださり、本学のキリスト教活動を知る一助となりますよう願っています。

また、地域に開かれた「水曜公開礼拝」の運営および礼拝動画の編集や配信、「教職員聖歌隊」の活動、さらには五橋キャンパスの開設に併せてはじまった「東北学院キリスト教フェローシップ(Tohoku Gakuin Christian Fellowship 略称:TGCF)」の活動なども支援しています。

五橋キャンパスの押川記念館3Fに「宗教センター室」があります。そして、土樋キャンパスのラーハウザー記念礼拝堂内に「宗教センターチャプレン室」があります。キリスト教について、学生の皆さんからの質問や相談も受け付けていますので、ぜひ気軽に立ち寄ってください。


東北学院宗教センターチャプレン
佐藤 由子

ご挨拶

2024年4月から、東北学院宗教センターチャプレンの働きをさせていただくことになりました佐藤由子(ゆうこ)です。どうぞ、よろしくお願いいたします。

東北学院に関わるキリスト教活動をサポートさせていただきつつ、東北学院につながる方々の交わりがより豊かになる働きをすることができればと願っております。

「私があなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい(ヨハネ福音書15:12)。」との御言葉が、この地で豊かに実を結ぶことを祈りつつ歩んでまいります。

各学校にお伺いする機会もあると思いますので、ぜひどなたでも、お気軽にお声がけいただければ幸いです。