学校法人東北学院

東北学院の100年

第Ⅰ章 心の夜あけ
黎明時代 1885(明治18)年以前

ホーイの献身と来日

ウィリアム・E・ホーイはペンシルヴェニア州のミフリンバーグで生まれ、フランクリン・アンド・マーシャル大学を経て、ランカスター神学校在学中に宣教師を志し、日本伝道に献身した。1885(明治18)年12月、横浜に到着、折りから協力宣教師を求めて上京中の押川方義とバラの仲介で出会い、押川の招きに応じて仙台赴任を承諾した。ホーイとその妻メアリ(旧姓オールト)の間には5人の子供が生まれたが、長女のガートルードも長じて両親を助け、外国伝道に生涯を捧げた。