学校法人東北学院

東北学院の100年

第Ⅱ章 東北を日本のスコットランドに
草創時代 1886(明治19)年~1900(明治33)年

宮城女学校の創立と発展

1886(明治19)年7月、リズィ・プルボーとメアリ・オールトの二人の婦人宣教師が来仙し、県当局の許可を得て9月から女子教育を開始した。学校は急速に発展・成長し、東北全体におけるキリスト者婦人の養育に大きく貢献することになる。市の中心部の校舎は壮麗を誇ったが、1980(昭和55)年には仙台市北部に移転し、全国でも最も美しいキャンパスの一つとなった。同じ改革派教会から生まれた姉妹校として、幼稚園、中・高、大学まで3500名の在学生を擁し、今に至るもキリスト教の伝統を守り続けている。