学校法人東北学院

東北学院の100年

第Ⅴ章 エホバを畏るゝは知識の本なり
復興時代 1948(昭和23)年~1958(昭和33)年

新しい協力関係

戦争終結の秋にはアメリカの諸教会は日本に代表を送り、復興への協力を約した。エヴァンジェリカル教会と合同していたドイツ改革派も、全力を挙げて仙台の二つの学校、東北学院、宮城学院の復興に力を貸すことになった。戦前からの宣教師に加えて、J-3と呼ばれた若く有能な働き人たちが多数派遣され、一時期を画した。その多くは日本に永住を決意し、今なお全国各地で教育と伝道の第一線に立っている。